「144Hzから240Hzに変えたら本当に差がわかるのか」という疑問を、半年かけて2台を使い比べて確かめた。結論から言うと「差がわかる人」と「正直わからない人」がはっきり分かれた。その境界線はゲームの上手さよりも、PCのスペックとプレイするゲームのジャンルによるところが大きかった。本記事では実体験と診断ツールを使って、自分にとって何Hzが最適かを判断できるようにしたい。

144Hzと240Hzの差が「わかった瞬間」と「わからなかった場面」

初心者
初心者
144Hzから240Hzに変えると本当に差が出る?お金を出す価値ある?
モニ研
モニ研
「わかる瞬間」は確かにある。でもPCが240fpsを出せない環境では差が出ない。ここが最重要ポイント。
  • 差がわかった:敵を追いかけるエイム中の滑らかさ
  • 差がわかった:FPS高速移動時のブレ感の少なさ
  • 差がわからなかった:RPG・ADVのカットシーン
  • 差がわからなかった:PCが144fps以上を出せていない時
240Hzモニターの恩恵を受けるには、PCが常時200fps以上を出せるスペックが前提。 応答速度の体感差と同様、リフレッシュレートも「PCがその性能を出せているか」が大前提になる。500Hz以上のモニターになると、差を感じられるのはプロレベルのプレイヤーに限られる傾向が強い。

あなたに必要なHzを決める3つの要素

  • ① PCスペック:200fps以上を安定して出せるGPUがあるか
  • ② プレイするゲーム:FPS・TPS系かどうか
  • ③ プレイスタイル:エイムの精度・競技志向の強さ
RTX3060以下のGPUで240Hzを選ぶのは、道路より速い車を買うようなもの。まずモニターと環境の組み合わせを整理してから購入判断するのが最善だ。

何Hzが自分に必要か診断する

⚡ 最適リフレッシュレート診断

Q1. 使用しているGPUはどのくらいのスペック?



Q2. よくプレイするゲームは?



Q3. モニター予算はどのくらい?



モデル Hz 解像度 パネル 応答速度 価格 対象
AOC 24G2SPE 165Hz FHD IPS 1ms ¥15,500 入門〜ミドル
BenQ EX270QM 240Hz QHD IPS 1ms ¥119,800 ミドル〜上級
ASUS PG248QP 540Hz(OC) FHD TN 0.03ms ¥141,636 競技志向

AOC 24G2SPE|最初の1台・コスパ重視の入門FPSモニター

  • 「FPSを始めたい・まずコスパ重視で揃えたい」人向けの最適解
  • 165Hz IPS 1msでFHDゲームを快適にプレイできる
  • ¥15,500という価格でフリッカーフリー・ローブルーモード搭載

BenQ MOBIUZ EX270QM|本格的に240Hzに移行したい人向け

  • 「RTX3060以上のGPUで240Hzを本格活用したい」人向け
  • QHD 240Hz IPS、2.1chスピーカー搭載で映像・音ともに本格仕様
  • FPS向けの黒equalizer機能で暗所の視認性が向上する

ASUS ROG Swift Pro PG248QP|競技志向・フレームレートを妥協したくない人向け

  • 「競技レベルのFPSプレイヤー・プロ志向」の人向け
  • 540Hz(OC)でエイム精度の限界を引き上げる
  • NVIDIA Reflex Analyzer搭載、システム遅延の可視化が可能

よくあるトラブル3パターン

① 240Hzに変えたのにゲームが144Hzのまま

  • 症状:240Hzモニターに変えてもゲームのfpsが144止まり
  • 原因:ゲームのフレームレート上限設定が144に固定されている
  • 解決策:ゲーム設定→フレームレート上限を「無制限」または240以上に変更

② 240Hzにしたが体感差が感じられない

  • 症状:144Hz→240Hz変更後も滑らかさの差を体感できない
  • 原因:GPUが200fps以上を出せていない、またはゲームジャンルが合っていない
  • 解決策:GPU-Z等でフレームレートを計測し、200fps以上が出ているか確認

③ 高Hzにすると画面がぼやける・滲む

  • 症状:240Hz設定にするとテキストが滲んで見える
  • 原因:モニターのオーバードライブ設定が強すぎてコロナ現象が発生
  • 解決策:OSDのオーバードライブを「中」または「弱」に下げる

まとめ:Hz選択チェックリスト

  • □ GPUが200fps以上を安定して出せるか確認した
  • □ FPS・TPSがメインゲームなら240Hz投資は合理的
  • □ RPG・ADV中心なら165HzのAOCで十分、差額は別に使う
  • □ 競技志向・大会参加 → PG248QPの540Hzは差別化になる
  • □ ゲーム内のフレームレート上限設定を確認した
  • □ まず165Hzで始めて、物足りなくなってから240Hzへ移行が最も合理的

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