ASUSのELMB(黒挿入)とFreeSyncは同時に使えない、どっちを優先すべき?
「ASUSのモニターでELMB(黒挿入)をオンにしたら、FreeSyncがグレーアウトして選べない。両方使えると思ってたのに…どっちを使えばいいの?」——ちょっと戸惑いますよね。
これは不具合ではありません。ELMBとFreeSyncは仕組みが正反対なので、無印ELMBでは“同時に使えない”のが仕様です。
選び方はシンプル。残像を消したいならELMB、カクつきを消したいならFreeSync。あなたのプレイで気になる方を優先すればOKです。
下の診断で目的とfpsを選ぶと、優先すべき機能(または両立できるELMB Sync)がわかります。設定だけで完結する話です。
▶ まずは動画でサクッと要点チェック
黒挿入(DyAc・ELMB・MPRT)の効果をモニ研が解説。ELMBで何が変わるかの参考に。
なぜELMBとFreeSyncは同時に使えない?
理由はシンプル。ELMB(黒挿入)は1フレームごとに黒画面を挟んで残像を消す機能で、更新タイミングを一定に保つ必要があります。FreeSync(Adaptive-Sync)はfpsに合わせて更新タイミングを可変にする機能。“固定か可変か”で真逆なので、無印ELMBではどちらか一方しか使えないのです。どちらもDisplayPort接続専用という点も共通。FreeSync自体の効果はFreeSyncはオン/オフどっち、遅延重視の設定は入力遅延の考え方も参考に。
どっちを優先すべき?(目的別)
Q1. いちばんの目的は?
👇 選ぶと次の質問に進むよ
| 機能 | 消すもの | 向く人 |
|---|---|---|
| ELMB(黒挿入) | 残像・ブレ | 競技FPS・fps高安定 |
| FreeSync | カクつき・ティアリング | fps変動・普段使い・RPG |
| ELMB Sync | 両方(同時可) | 両立したい人(対応機) |
ELMB(黒挿入)を優先する場合
- 競技FPSでfpsがリフレッシュレート近くで高く安定している人向け
- 残像が減って動く敵が見やすくなる
- 固定リフレッシュ+DisplayPort接続で使う(FreeSyncはオフ)
fpsが高く安定していればティアリングは目立ちにくいので、残像を消すELMBの恩恵が勝ちます。ゲームモードの使い分けはFPS/RPG/MOBAモードの選び方もどうぞ。
FreeSync(Adaptive-Sync)を優先する場合
- fpsが変動する・重いゲームが多い人向け
- 普段使い・RPG・オープンワールド中心の人にも無難
- カクつき(ティアリング)が消えて映像が滑らかに
まず映像のガタつきを無くす方が体感が良くなるケースが多いです。迷ったらこちらが安全。VRRで暗部が明滅するならVRRちらつきの対処も確認を。
両立したいなら「ELMB Sync」対応機
- 黒挿入とAdaptive-Syncを同時に使えるのがELMB Sync
- 無印ELMBの機種はどちらか一方のみ(同時不可)
- 買い替え時は「ELMB Sync対応」かをスペックで確認
残像もカクつきも両方抑えたい欲張りな人は、ELMB Sync対応モデルが解決策です。ただし黒挿入は輝度が下がる・HDRと相性が悪いなどの副作用もあるので、HDRの使い方と合わせて好みで調整しましょう。
両立したい人向け:ELMB Sync対応モデル
残像もカクつきも両方抑えたいなら、黒挿入とAdaptive-Syncを同時に使えるELMB Sync対応機が答えです。今のモニターが無印ELMBならどちらか一方になるので、買い替え時はここを確認しましょう。
ASUS TUF VG259QM ¥36,182——競技志向のコスパELMB Sync
- 24.5型フルHD280Hz。ELMB SyncでブレとティアリングをFPS向けに両立
- G-SYNC Compatible対応で可変リフレッシュも安心
- コスパよく両立したい競技志向の人に
ASUS TUF VG279QM ¥48,909——少し大きめ27型で両立
- 27型フルHD280Hz。少し大きめの画面でELMB Syncを使いたい人に
- FPSも普段使いも1台で。残像・カクつきを両方ケア
- 画面サイズ優先で両立したい人に
両立したい時とよくある疑問
ELMB(黒挿入)は1フレームごとに黒画面を挿入して残像を減らす機能で、画面の更新タイミングを一定に保つ必要があります。一方FreeSync(Adaptive-Sync)はフレームレートに合わせて更新タイミングを可変にする機能です。両者は『更新タイミングを固定するか可変にするか』で正反対のため、無印ELMBではどちらか一方しか使えません。ELMBもFreeSyncもDisplayPort接続専用です。
競技FPSでフレームレートが高く安定しているなら、残像を抑えるELMBが有利です。フレームレートが変動する・重いゲームが多い、普段使いやRPG中心なら、カクつき(ティアリング)を抑えるFreeSyncを優先する方が体感が良くなります。まずは両方を切り替えて見比べ、自分のプレイで気になる方(残像かカクつきか)を抑える設定を選ぶのがおすすめです。
黒挿入とAdaptive-Syncを同時に有効化できる『ELMB Sync』対応モデルを選ぶのが解決策です。お使いのモニターが無印のELMBの場合は同時利用ができないため、買い替えを検討する際はELMB Sync(または他社のVRR対応の黒挿入)に対応しているかを確認しましょう。
ELMBにすると画面が暗くなった
- 症状:黒挿入をオンにすると全体が暗い
- 原因:黒フレーム挿入で平均輝度が下がる(仕様)
- 解決策:明るさを上げて調整、暗さが気になるならFreeSync優先に戻す
ELMBがグレーアウトしてオンにできない
- 症状:ELMBが選べない
- 原因:FreeSyncがオン/HDMI接続/特定リフレッシュ外
- 解決策:FreeSyncをオフ、DisplayPortで接続、対応リフレッシュに設定
残像もカクつきも気になる
- 症状:どちらか片方だと不満
- 原因:無印ELMBは同時利用不可
- 解決策:ELMB Sync対応機を検討、当面はfpsを上げてFreeSync優先が無難
まとめ:気になる方を消す、両立は対応機で
「ELMBとFreeSyncは仕組みが正反対で同時に使えないのが仕様。残像を消したいならELMB(競技FPS・fps高安定)、カクつきを消したいならFreeSync(fps変動・普段使い)。両方ほしいならELMB Sync対応機を選ぶ。」- □ 同時に使えないのは故障でなく仕様
- □ 残像を消す → ELMB(競技FPS・fps高安定)
- □ カクつきを消す → FreeSync(fps変動・普段使い・RPG)
- □ 迷ったらまずFreeSync優先が無難
- □ 両立したい → ELMB Sync対応機を選ぶ
- □ どちらもDisplayPort接続で使う
出典・データ: ELMB(Extreme Low Motion Blur/黒挿入・MPRT系)とAdaptive-Sync(FreeSync/G-Sync Compatible)の動作原理と排他関係、ELMB Syncによる同時利用、DisplayPort専用という制約に関する一般的な仕様。ASUS公式FAQ、価格.comのクチコミ、Yahoo!知恵袋、各レビューで共有される使用感を整理。挙動は機種により異なります。
※当サイトの個人的見解です。対応機能・挙動は機種により異なります。(最終更新: 2026年6月)

