32型4K240HzのOLEDを選ぶと、最後はDellのAW3225QFとLGの32GS95UEが残ります。片や曲面、片や平面。形から違う2枚を前に、手が止まっていませんか。

解像度もリフレッシュレートも応答速度も、主要スペックはほぼ互角。だから表を眺めても決まりません。

先に結論です。没入の曲面とDolby VisionのDellか、FHD480Hz切り替えと平面のLGか。プレイの中心で答えが割れます。

モニターを10台以上使い比べてきた視点で、違い3つに絞って整理しました。30秒診断も用意しています。

形から違う2枚、決まらない理由

結論を先に。スペックはほぼ互角なので、勝負は「曲面か平面か」「480Hz切り替えを使うか」の2点に絞られます。

初心者
初心者
同じ32型4K240Hzなら、安い方でいいのでは…?
モニ研
モニ研
形とモードが違うので、合わない方を買うと後が長いんです。

共通点は31.5〜31.6型の4K OLED、240Hz、0.03ms、HDMI2.1×2にDisplayHDR True Black 400。ここまでは選ぶ理由になりません。

違いは3つだけ。①曲面か平面か ②4K240一本か、FHD480Hzへの切り替え持ちか ③色乗りのQD-OLEDか、明るさと反射対策のWOLEDか。この3つを順番に見れば答えが出ます。

2枚を長期で使い比べた動画もあります。目で確かめたい人はどうぞ。

違い3つをならべて見る

ひとことで言えば、Dellは「没入と映像の一点突破」、LGは「切り替えで何でもこなす二刀流」です。

項目AW3225QF32GS95UE
形状31.6型 曲面1700R31.5型 平面
パネルQD-OLEDWOLED
表示モード4K240Hzの一本勝負4K240/FHD480切り替え
個性Dolby Vision/eARC対応ピーク1300ニト級の明るさ
保証の明記無輝点3年交換保証販売ページで要確認
実売価格¥143,705¥159,800

※価格は2026年7月時点のAmazon実売。価格は変動します。

曲面か平面か、没入と設置で分かれる

Dellの1700Rはゆるい曲面で、実測レビューでは「2日くらいで慣れる」「意外と違和感なく使える」の評価。映像とRPGでは視界の端まで画面が回り込み、没入がひとつ上がります。詳しくはAW3225QFの単品レビューへ。

いっぽう平面のLGは、作業画面との兼用や壁寄せ設置が素直です。曲面の慣れには個人差が大きいので、不安が残る人は湾曲モニターは酔うのかも読んでみてください。

なお、どちらを選んでも32型クラスの箱は相当な大きさです。搬入と置き場所は先に測っておきましょう。

4K240の一本勝負か、FHD480Hzへの切り替えか

LG最大の武器はデュアルモードです。ボタンひとつで4K240の画質モードからFHD480Hzの対戦モードへ切り替えられます。FPSの日と映像の日で顔を変えられるわけです。

Dellは4K240一本ですが、そのぶんDolby Vision対応で映像の一点突破型。32GS95UEの単品レビューで書いたとおり、切り替えを使わない人にはデュアルモードはオーバースペックです。

つまりFHD480Hzを「使う絵」が浮かぶかどうか。浮かばないなら、1.6万円安いDellで没入に振り切るほうが満足度は高くなります。

色乗りのDellか、明るさと反射対策のLGか

QD-OLEDのDellは色の乗りが濃く、暗めの部屋での映画・RPGが最高に映えます。ただし明るい部屋では画面の反射が赤紫っぽく見える性質があります。

Dell AW3225QFの広色域DCI-P3 99%と鮮明な発色を示す製品イメージ
Dellは広色域DCI-P3 99%の色乗りが持ち味(画像出典: Amazon.co.jp)

WOLEDのLGはピーク1300ニト級の明るさに加え、反射を抑えた画面が持ち味。明るいリビングや日中の部屋なら、LGの見やすさが効いてきます。

部屋を暗くして浸るならDell、明るい部屋で長く使うならLG。OLEDの焼き付きが気になる人は新型OLEDと焼き付きの解説もどうぞ。

初心者
初心者
自分の部屋、日当たりがいいんですよね…
モニ研
モニ研
明るい部屋ならLG。カーテンを閉めて浸る派ならDellです。

曲面Dellか平面LGか、30秒で診断

プレイの中心と部屋を選ぶだけ。あなたの1枚を出します。

曲面Dellか、平面LGか?30秒診断
2問であなたの1枚が決まる
⚡ 30秒
STEP 1 / 2かんたん2問
1
2

Q1. プレイの中心はどれですか?

👇 選ぶと次の質問へ

2枚の販売ページと、逃げ道

答えが出たら、それぞれの販売ページで在庫と価格を確認してください。

没入と映像ならAW3225QF

暗めの部屋で映画・RPGに浸る人の1枚。曲面と色乗り、Dolby Vision、無輝点3年交換保証。いまは1.6万円安い側でもあります。

FPSと兼用なら32GS95UE

FPS比率が高い人、明るい部屋で使う人の1枚。FHD480Hzへの切り替えと反射を抑えた平面は、毎日使いの気楽さが違います。

おすすめな人・おすすめしない人

AW3225QFがおすすめな人

  • 映画・RPG・レース中心で、没入を最優先したい
  • 部屋を暗めにできて、QD-OLEDの色に浸りたい
  • 保証の明記と1.6万円の価格差を重く見る

32GS95UEがおすすめな人

  • FPSの比率が高く、FHD480Hzを使う絵が浮かぶ
  • 日当たりのいい部屋・リビングで使う
  • 曲面の慣れに賭けたくない、作業とも兼用したい

どちらもピンと来ない人へ。32型が大きすぎるなら26.5型4K240の比較記事、予算を半分にしたいなら5万円台の27M2Vが受け皿です。

よくある質問とつまずき

画質はどっちが上ですか?

方向性が違います。Dellは色乗りとDolby Visionで暗めの部屋の映像に強く、LGはピーク1300ニト級の明るさと反射対策で明るい部屋に強い。部屋の環境で答えが変わるので、上下ではなく相性で選んでください。

PS5ならどっちですか?

どちらもHDMI2.1で4K120HzとVRRに対応し、基本性能は互角です。Dolby VisionはPS5が非対応なのでDellの強みは活きにくく、CS機中心なら部屋の明るさと曲面の好みで決めるのが現実的です。音をサウンドバーに出したい人は、eARC対応のDellに利点があります。

焼き付きはどっちが安心ですか?

Dellは3年間の無輝点交換保証を明記しているのが強みです。LGも保護機能を備えますが、保証条件は販売ページで確認を。保証の明記を重視するならDellに分があります。

480Hzに切り替わらない(LG)

  • 症状:デュアルモードにしてもFHD480Hzが選べない
  • 原因:モード切り替え後にOS側の解像度・Hz設定が追従していない
  • 解決策:切り替え後にOSの表示設定で480Hzを選び直す。GPUドライバも最新に

音が出ない(Dell)

  • 症状:接続したのに音が出ない
  • 原因:スピーカーとイヤホンジャックが無い機種のため
  • 解決策:eARCでサウンドバーへ出すかPC側から出す。音が出ない時の対処記事を参照

4K240Hzが出ない(共通)

  • 症状:接続したのに240Hzが選べない
  • 原因:GPUかケーブルが帯域不足
  • 解決策:DP1.4はDSC対応GPUで4K240に対応。ケーブルは付属品か認証品を使う

まとめ

没入と映像に浸るなら曲面のDell、FPS比率と明るい部屋なら平面のLG。基本性能は互角なので、生活とプレイの中心に合う方を選べば失敗しません。

単品の弱点まで見てから決めたい人は、AW3225QFの単品レビュー32GS95UEの単品レビューをどうぞ。

  • □ 違いは形状・表示モード・画作りの3つと理解した
  • □ FHD480Hzを「使う絵」が浮かぶか考えた
  • □ 部屋の明るさ(暗め没入か、明るい兼用か)を決めた
  • □ 曲面の慣れ(個人差)を確認した
  • □ 保証の明記と1.6万円差を天秤にかけた
  • □ 答えが出たらDellLGの販売ページへ
  • □ 答えが出た人は本命のDell AW3225QF 32インチ 曲面 有機EをAmazonで見る

出典・データ: ①両機の実測比較はRTINGS比較ツール。②AW3225QFの曲面評価・赤紫反射・実測値はちもろぐ実測レビュー。③32GS95UEのデュアルモード・ピーク1300ニト級はPC Guide比較記事とLG公式仕様。④実売価格(¥143,705/¥159,800)はAmazon.co.jp(2026年7月19日時点)。価格は変動します。

※当サイトの個人的見解です。実機は非所有のため、RTINGS・ちもろぐ・価格.com・Amazonのレビューと公式仕様の総合に基づいています。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年7月)

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