ZOWIE XL2566X+って実際どう?400Hzに12万円出す価値があった人
「同じ値段でXL2586Xなら540Hz出るのに、なんで400HzのXL2566X+を選ぶの?」価格だけ見ると、正直そう思いますよね。
先に結論です。XL2566X+は12万円弱で、VALORANT Champions Tour Pacific 2025の公式採用機。
540Hzが同額で買える今でも、あえて400Hzのこれを選ぶ理由がちゃんとあります。
ただし画面はフルHD、パネルはTN。作業や動画には向かず、合う人と合わない人がはっきり分かれる1台です。
この記事では、12万円出す価値があるのは誰か、逆にやめておくべきなのは誰かを正直に整理しました。30秒の診断でも自分に合うか確かめられます。
なぜ400Hz?同額で540Hzが買える今の立ち位置
結論から言うと、XL2566X+は「プロと同じ標準を確実に手に入れる1台」です。
XL2566X+は、ZOWIEの現行400Hz機です。前機XL2566K(360Hz)の後継にあたります。
メーカー想定価格は129,800円。ですが2026年7月時点のAmazon実売は117,979円前後まで下がっています。
ここでややこしいのが価格です。旧フラッグシップのXL2586X(540Hz)も値下がりし、400Hz機と540Hz機がほぼ同額で並んでいる状態なんです。
数字だけ見れば540Hzが得に思えます。それでもXL2566X+が選ばれるのは、VCT Pacific 2025の公式採用機、つまり「プロが実際に使う標準」だからです。
買っていいかの判断基準は、次の3つで整理できます。
- ①大会やランク上位を本気で狙っているか
- ②PC側が400fpsを安定して出せるか(先に高Hzを活かせるかのチェックを)
- ③フルHD・TNパネルの割り切りを受け入れられるか
プロがなぜこのサイズ・この構成を選ぶのかは、FPSプロが24.5インチばかり使う理由も参考になります。
レビュー総合|XL2566X+の強みと弱点
実機レビューを総合すると、評価の中心は400Hzという数字ではありません。残像低減機能DyAc 2との合わせ技による「敵の見やすさ」にあります。
応答速度は0.5ms(GTG)。暗所を見やすくするBlack eQualizerも競技向けにひと通り揃っていて、Amazonの評価も高めです。
プロや競技勢の反応も、そこに集中しています。海外のFPSプレイヤーからは、こんな声も出ています。
Got sent the brand new XL2566X+ 400Hz #DyAc2 Monitor from @ZOWIEbyBenQUSA #FastTN. Probably the best monitor on the market. DyAc 2 just makes everything feel so smooth. Been using zowie monitors since 2021 and I can't see myself going back with how amazing this monitor feels.
— BcJ (@BcJFPS) Xで投稿を見る
一方で、弱点もはっきりしています。
画面はフルHDで作業や動画は物足りない。TNパネルは視野角が狭い。そしてHDMIは2.0で240Hz止まりです。
つまり400Hzを出すにはDisplayPort接続が前提になります。同じ値段で540HzのXL2586Xがある点も、正直に弱点として挙げておきます(選び分けは後述します)。
ZOWIEというブランドが競技特化な思想なのは、ZOWIEとMOBIUZどっちを買うべきかでも書いたとおりです。
| 項目 | XL2546X+ | XL2566X+(本命) | XL2586X |
|---|---|---|---|
| リフレッシュ | 280Hz | 400Hz | 540Hz |
| 残像低減 | DyAc 2 | DyAc 2 | DyAc 2 |
| パネル | 24.1型 Fast TN | 24.1型 Fast TN | 24.1型 Fast TN |
| HDMIの上限 | HDMI 2.0=240Hzまで | HDMI 2.0=240Hzまで | HDMI 2.1=540Hz対応 |
| 位置づけ | 入門〜中位 | 現行・VCT公式採用 | 旧フラッグシップ(在庫少) |
| 実売価格 | ¥95,764 | ¥117,979 | ¥113,800 |
おすすめな人
- 競技FPSで、プロと同じ標準機を使いたい
- ハイエンドGPUで400fpsを安定して出せる環境がある
- 現行モデルを確実に入手したい・DisplayPortで使う前提でOK
おすすめしない人
- ゲームも作業も動画も1台でこなしたい(フルHD・TNは競技特化です)
- 同じ予算なら数字が上のほうがいい(540HzのXL2586Xが候補)
- HDMIメインで使いたい・予算を2万円抑えたい(下の診断で代替案へ)

400Hzのプロ標準機、あなたに合う?30秒診断
本気度と予算の優先を2つ選ぶだけで、本命・上位・安い代替のどれが合うかを出します。
Q1. FPSの本気度は?
👇 選ぶと次の質問へ
XL2566X+と代替2機
本命のXL2566X+を軸に、同額の540Hz機と2万円安い280Hz機を並べます。診断の結果とあわせてどうぞ。
BenQ ZOWIE XL2566X+ ¥117,979|現行400Hzのプロ標準
- VCT Pacific 2025公式採用の現行400Hz機
- DyAc 2の残像低減は540Hz機と同じ
- 400Hzで使うならDisplayPort接続が前提
同じ値段で540HzのXL2586Xとどっちを買うべきか
2026年7月時点で、540HzのXL2586Xが113,800円とほぼ同額で並んでいます。
数字と接続の自由度(HDMI 2.1で540Hz)を取るならXL2586X。現行の入手しやすさとプロ採用実績、400fpsで十分という判断ならXL2566X+です。
旧フラッグシップのXL2586Xは在庫が少なめな点も選ぶ材料になります。細かい選び分けはどっち記事で、単品の中身はXL2586Xのレビューで確認できます。
- ほぼ同額で540Hz+HDMI 2.1の接続自由度
- PCが540fpsを狙える環境なら数字で有利
- 旧フラッグシップ=在庫少なめ。早めの確認を
2万円安いXL2546X+(280Hz)という選択肢
予算を抑えたいなら、280HzのXL2546X+が95,764円と約2万円安いです。DyAc 2は同じなので、残像の見やすさという肝心の部分は共通です。
大半のFPSは280Hzでも十分戦えます。浮いた予算をPCやマウスに回す考え方もあります。中身はXL2546X+のレビューで確認できます。
- DyAc 2は同じで約2万円安い280Hz
- 280Hzでも大半のFPSは十分戦える
- まずDyAc 2機を1台試したい人に
よくある質問とつまずきポイント
24.1型・フルHD・Fast TNパネルのe-Sports特化ゲーミングモニターです。ネイティブ400HzとDyAc 2、Black eQualizerを搭載し、VALORANTやCS2など競技FPS向けの見やすさに全振りした構成。VCT Pacific 2025の公式採用機で、前機XL2566K(360Hz)の後継にあたります。2026年7月時点のAmazon実売は117,979円前後です。
2026年7月時点で価格はほぼ同額です。数字と接続の自由度(HDMI2.1で540Hz)を取るならXL2586X、現行の入手しやすさとVCT公式採用の実績、400fpsで十分という判断ならXL2566X+が候補。XL2586Xは旧フラッグシップで在庫が少なめな点も選ぶ材料になります。
接続はDisplayPort 1.4を使ってください。本機のHDMIは2.0で240Hzまでのため、400HzにはDisplayPortが必須です。あわせてPC側が400fpsを安定して出せることが条件になります。
400Hzに設定できない
- 症状:240Hzや144Hz止まりになる
- 原因:HDMI接続だと2.0で240Hzが上限。ケーブルとOS設定も影響
- 解決策:DisplayPort 1.4で接続し設定を確認。手順はリフレッシュレート設定の手順参照
DyAc 2をオンにすると画面が暗く感じる
- 症状:残像は減ったが全体が暗い
- 原因:バックライト制御で輝度が下がる仕組み上の特性
- 解決策:輝度を上げる、またはDyAc 2の強度を1段下げる。数日で目が慣れる人も多いです
普段使いで文字や動画が物足りない
- 症状:作業や動画がフルHDでは粗く感じる
- 原因:競技特化のフルHD・TNなので用途が違う
- 解決策:作業用サブモニターとの2台運用が定番。2台目モニターの選び方参照
まとめ
XL2566X+は12万円弱の現行400Hz機で、VCT Pacific 2025の公式採用モデル。DyAc 2の残像低減は540Hz機と同じで、プロと同じ標準を確実に手に入れたい競技FPS勢に向く1台です。
割り切りはフルHD・TN、そして400HzにはDisplayPortが前提。同じ予算で数字がほしいなら540HzのXL2586X、2万円抑えたいなら280HzのXL2546X+も候補になります。
- □ 現行400Hz・VCT Pacific 2025公式採用機
- □ DyAc 2の見やすさは540Hz機と同等
- □ 400Hzを出すにはDisplayPort接続が必須(HDMIは240Hzまで)
- □ フルHD・TN=作業や動画は苦手と割り切る
- □ 同額で540HzのXL2586Xがある点は理解しておく
- □ PCが400fpsを出せるか先に確認
- □ 答えが出た人は本命のベンキュージャパン ZOWIE XL2566X+ 4をAmazonで見る
出典・データ: 主な仕様(24.1型/フルHD/Fast TN/400Hz/0.5ms GTG/DyAc 2)と前機XL2566K(360Hz)の後継である点はBenQ ZOWIE公式を参照しました。
VCT Pacific 2025の公式採用と実測は自作とゲームと趣味の日々、海外計測はTweakTownを参照しました。
実売価格(XL2566X+ ¥117,979/XL2586X ¥113,800/XL2546X+ ¥95,764)とメーカー想定価格129,800円はAmazon.co.jp・BenQ公式(2026年7月時点)。価格は変動します。
※当サイトの個人的見解です。実機は非所有のため、仕様と複数レビューの総合に基づきます。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年7月)

