PS5用のモニターを探すと、いま2つの顔が目に入ります。PlayStation純正のCFI-ZDM1Jと、OLEDで評判のLG 27GX704Aです。

純正は5万円弱で装備が全部入り。OLEDは6万円台で映像が別格。方向性がまるで違うので、比べる物差しがないと決めきれない2台です。

先に結論です。設定いらずの安心と装備なら純正、黒の締まりと没入感ならOLED。PS5接続ではどちらも120Hzなので、速さでは差がつきません。

モニターを10台以上使い比べてきた立場で、7つの視点から決め方を整理しました。30秒診断と、第3の答えも用意しています。

まず前提|PS5では速さの差がつかない

結論から言うと、この2台の勝負は速さではなく「体験の質」で決まります

初心者
初心者
240HzのLGのほうが、PS5でも速いんじゃないんですか?
モニ研
モニ研
PS5は最大120Hz出力。つなぐと2台とも同じ速さになります。

スペック表では純正が240Hz、LGも240Hz。ただこれはPC接続時の上限です。PS5そのものの出力が最大120Hzなので、PS5用途では横一線になります。

WQHD+120Hz+VRR。ゲームの動きに関わる数字は、2台ともここまで同じです。PS5とWQHDの組み合わせ自体の話はPS5とWQHDモニターの記事にまとめてあります。

では何が違うのか。分かれ目は3つに絞れます。

  • ①画質:OLEDの黒と残像の少なさ vs IPSの自然さ
  • ②装備:充電フックやスピーカー、HDR自動調整の有無
  • ③買いやすさ:数量限定の5万円 vs 値動きの大きい6万円台

純正CFI-ZDM1Jがどんな1台かは、公式のトレーラーが早いです。単品の深掘りは予約判断の記事でやっているので、この記事は「比べて決める」ことに集中します。

7つの視点で比較する

ひとことで言えば、純正は「引き算のない5万円」、OLEDは「映像に全振りした6万円台」です。

視点CFI-ZDM1J(純正)LG 27GX704A
①PS5接続時WQHD 120Hz/VRRWQHD 120Hz/VRR(同等)
②パネル・画質IPS。自然で目に馴染む◎ OLED。黒と残像で別格
③装備◎ フック/スピーカー/HDR自動スピーカーなし
④PC接続の上限240Hz240Hz
⑤長時間の作業◎ 焼き付きと無縁対策前提(固定表示に注意)
⑥価格¥49,980で固定的6万円台・値動き大
⑦買いやすさ数量限定・入荷待ちあり通常流通

※価格は2026年7月時点のAmazon実売。704Aはセール明けで値動きが大きくなっています。

初心者
初心者
表だとOLEDの画質が気になります。実際そんなに違うんですか?
モニ研
モニ研
暗いシーンの締まりは別物です。ただ装備は全部消えます。

②の画質から見ていきます。27GX704AはOLEDらしい黒の沈み込みと、0.03msの応答が持ち味です。暗いホラーや夜のマップで、IPSとの差がいちばん出ます。

光沢(グレア)画面で発色が映える一方、照明の映り込みは出ます。細かい弱点は27GX704A単品レビューで3つに整理しています。

LG UltraGear OLED 27GX704A-B 26.5型WQHD 240Hz有機ELゲーミングモニターの本体正面
黒の締まりと発色が持ち味のLG 27GX704A(画像出典: Amazon.co.jp)

③の装備は純正の独壇場です。DualSenseはフックに掛けるだけで充電でき、スピーカー内蔵で買った日から音まで出ます。704Aにスピーカーはないので、別途ヘッドセットか外部スピーカーが要ります。

⑤は意外と効く視点です。モニターをゲーム専用にせず、仕事や勉強にも使うなら、OLEDは固定表示の焼き付み対策がずっと付いて回ります。気になる人はOLEDの焼き付き・寿命の話を先にどうぞ。

CFI-ZDM1Jがおすすめな人

  • 設定や周辺機器で悩まず、つないだ日から完成させたい
  • ゲームのほかに仕事・勉強でも長時間使う
  • DualSenseの充電置き場までデスクを片づけたい

LG 27GX704Aがおすすめな人

  • 暗いシーンの黒と没入感に価値を感じる
  • 音はヘッドセット派。スピーカーが不要
  • 焼き付き対策を「作法」として楽しめる
PlayStation純正27インチゲーミングモニターCFI-ZDM1JとDualSense充電フックの本体正面
CFI-ZDM1J本体(画像出典: Amazon.co.jp)

純正かOLEDか、2問で答えを出す

求めるものと使い方を2つ選ぶだけ。あなたの答えを第3の選択肢まで含めて出します。

純正かOLEDか?30秒診断
2問であなたの答えが出る
⚡ 30秒
STEP 1 / 2かんたん2問
1
2

Q1. モニターに一番求めるものは?

👇 選ぶと次の質問へ

2機の販売ページと、第3の答え

診断の結果とあわせて、それぞれの現在価格を確認してください。最後に4Kという第3の答えも置いておきます。

INNOCN 27M2V 27インチ4KミニLED HDR1000ゲーミングモニターの本体正面
第3の答え、4KミニLEDのINNOCN 27M2V(画像出典: Amazon.co.jp)

PlayStation CFI-ZDM1J ¥49,980|装備全部入りの純正

  • PS5で120Hz・VRR・HDR自動。設定いらず
  • 充電フックとスピーカー内蔵で追加出費ゼロ
  • 数量限定・8月27日発売。入荷待ちに注意

LG 27GX704A 6万円台|映像に全振りするOLED

黒の締まりと残像の少なさは、この2台では704Aの一人勝ち。映像体験を最優先するなら、価格差を払う価値があります。

  • OLEDの黒・0.03ms応答・ClearMR13000
  • PC接続なら240Hzまで伸びる
  • スピーカーなし・価格は変動が大きめ

第3の答え|4Kで迫力を取るINNOCN 27M2V

「せっかくPS5なら4Kでは?」という人には27M2Vがあります。4K・ミニLED・HDR1000で、明るいシーンの迫力はOLED以上です。

OLEDとミニLEDのどちらが合うかは、704Aと27M2Vの比較記事で深掘りしています。

  • PS5の4K120Hz・VRRをそのまま受け止める
  • ミニLED+HDR1000で明部の表現が強い
  • 純正の装備・OLEDの黒とは別方向の答え

よくある質問とつまずきポイント

PS5につなぐと、2台で速さの差はありますか?

ほぼありません。PS5接続ではどちらもWQHD・最大120Hz・VRR対応で、数字の上では並びます。差が出るのは画質(OLEDの黒とコントラスト)と装備(充電フック・スピーカー・HDR自動調整)、そして価格と入手のしやすさです。

OLEDの焼き付きが心配です。ゲーム以外にも使えますか?

27GX704Aはピクセルシフトなどの対策機能を備えますが、固定表示が長い作業用途では焼き付きリスクへの配慮が要ります。仕事や勉強でも長時間使うなら、IPSパネルで焼き付きと無縁のCFI-ZDM1Jのほうが気楽です。

迷ったらどちらを選べばいいですか?

映像体験に振り切るなら27GX704A、設定いらずの使いやすさとデスクの片づけまで含めるならCFI-ZDM1Jです。CFI-ZDM1Jは数量限定のため、こちらに決めたなら在庫があるうちに動くのが安心です。

704Aの価格が調べるたびに違う

  • 症状:5万円台の記事を見たのに、いま見ると6万円台
  • 原因:セールと在庫状況で実売が大きく動くため
  • 解決策:急ぎでなければ価格推移を見て待つ。セールの狙い目はセール値下げ予測の記事

純正を買う気になったのに入荷待ち

  • 症状:ソニーストアで「入荷待ち」から進めない
  • 原因:数量限定+予約殺到で、受注の再開と停止を繰り返している
  • 解決策:ソニーストアのほかAmazon・楽天ブックスも巡回し、再入荷通知を登録しておく

OLEDを作業にも使いたいが焼き付きが怖い

  • 症状:タスクバーやウィンドウの固定表示が長い
  • 原因:有機ELの特性上、同じ表示が続くと跡が残るリスク
  • 解決策:タスクバー自動非表示などの習慣で下げられる。焼き付きを下げる7つの習慣

まとめ

PS5接続なら速さは同じ。決め手は「装備の純正」か「画質のOLED」か。この1行がこの比較のすべてです。

純正は数量限定、704Aは価格変動。どちらも「あとで買おう」が利きにくい状況なので、決めたら在庫と価格だけ確かめて動いてください。

  • □ PS5では両方WQHD120Hz/VRRで並ぶと理解した
  • □ 設定いらず・装備込みなら純正CFI-ZDM1J
  • □ 黒の締まり・没入感ならLG 27GX704A
  • □ 作業でも長く使うならIPSの純正が気楽
  • □ 4Kの迫力なら第3の答え27M2Vも見た
  • □ 数量限定と価格変動、動くタイミングを決めた
  • □ 答えが出た人は本命の【純正品】PlayStation 27インチ DuaをAmazonで見る

出典・データ: CFI-ZDM1Jの仕様(WQHD IPS/PS5最大120Hz/PC最大240Hz/VRRほか)はソニー公式商品ページAV Watchを参照しました。

27GX704Aの仕様(26.5型WQHD有機EL/240Hz/0.03ms/ClearMR13000)はLG公式を参照しました。

実売価格(CFI-ZDM1J ¥49,980/27GX704A 6万円台/27M2V ¥54,148)はAmazon.co.jp(2026年7月時点)。価格は変動します。

※当サイトの個人的見解です。CFI-ZDM1Jは発売前のため、公式仕様と先行情報の総合に基づきます。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年7月)

次に読む記事