LG 27GX790Aレビュー|11万円の480Hz OLED、買う前に見る弱点は1つだけ
480Hz OLEDのLG 27GX790A、RTINGSもTom’s Hardwareも褒めていて、逆に「本当に欠点はないのか」と疑いたくなりますよね。
実測レビューを読み込むと、指摘が集まる場所は1つだけでした。Adaptive Sync(VRR)を有効にしたときのちらつきです。
480Hz+応答0.03msの滑らかさと低グレア処理の評価は、各誌でほぼ揃っています。あとは240Hzの兄弟機27GX704Aとどちらが自分に合うか。
この記事では、フリッカーが出る条件と回避策、704Aとの実力差、買っていい人の条件を実測レビューベースでまとめました。
RTINGSも指摘するVRRフリッカー、何が起きているのか
実測系レビューを横断すると、減点はVRR有効時のちらつきに集中しています。ここさえ許容できれば、残りは強みの話ばかりです。
フリッカーが出る条件。フレームレートの上下が引き金
VRRはフレームレートに合わせて画面の書き換えを変える仕組みです。OLEDはこの変動で輝度がわずかに揺れ、fpsが大きく上下する場面で暗部の明滅として見えることがあります。
これはRTINGSやPCWorldの実測でも共通指摘で、LG自身も注意書きを載せている「OLED×VRRの性質」です。個体の故障ではありません。VRRをオンにすべきかの考え方はこちらでも書いています。
回避策は2つ。VRRを切るか、fpsを安定させるか
対策はシンプルです。①VRRをオフにする ②fps上限を設定して高い値で安定させる、のどちらか。480Hz機を選ぶ人はもともと高fps安定が前提なので、実害が出にくいのが救いです。
逆に、fpsが不安定な重量級ゲームをVRR前提で遊びたい人には向きません。ここが唯一の「向き不向き」の分かれ目になります。
実測で残像はどう見えるか。480Hzと0.03msの組み合わせ
速さは現行トップクラスです。480Hzと応答0.03msの組み合わせは、144Hzと240Hzの体感差の延長線上にある「残像がほぼ消える」世界。RTINGSの実測動画が分かりやすいです。
もう1つの美点が画面表面です。OLEDでは珍しく映り込みを抑える低グレア処理が入っており、部屋の照明が映り込みにくいとPCWorldが評価しています。VGP 2025 Summer金賞という国内の受賞歴もあります。
兄弟機27GX704Aとスペックを並べて見えてくる差
見極めに一番効くのは、同じLGのOLED兄弟機27GX704A(240Hz)との比較です。パネルの系統は同じで、差は書き換えの速さに集中しています。
| 項目 | 27GX790A | 27GX704A |
|---|---|---|
| パネル・解像度 | 26.5型 OLED・WQHD | 26.5型 OLED・WQHD |
| リフレッシュ | 480Hz | 240Hz |
| 応答速度 | 0.03ms | 0.03ms |
| 受賞・評価 | VGP2025金賞・4.3 | VGP2026金賞・4.6 |
| 実売価格 | ¥109,800 | ¥67,300 |
1つ注意点。PS5で使う場合はWQHD機なので1440p・最大120Hz動作になり、480Hzが活きるのはPC接続時です。PS5メインの人はPS5とWQHDの相性の話を先に読むのが安全です。
焼き付きが気になる人へ。この機種特有の問題ではなくOLED共通の話なので、焼き付き・寿命の考え方とリスクを下げる7つの習慣をセットでどうぞ。

30秒診断|480Hzはあなたに要る?
Q1. いちばん時間を使う遊び方は?
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買っていい人の条件と、704Aで十分な人
結論は「競技FPS本気勢だけが790A、それ以外は704A」。理由つきで並べます。
LG 27GX790A ¥109,800|480Hzが活きる人の1台
買っていいのは、競技FPSに時間を注いでいて、fpsを400以上で回せるPCを持っている人。240Hzからの上積みがちゃんと活きる条件が揃っているなら、OLEDの残像レスと低グレア処理も含めて満足度の高い投資です。VRRは切るか、fps安定で運用を。
- 480Hz+0.03ms=残像がほぼ消える世界
- 低グレア処理で照明の映り込みに強い
- VRRフリッカーは「切る・安定させる」で回避
迷ったらこちら。LG 27GX704A ¥67,300|240Hz OLED
OLEDの黒と滑らかさを味わうだけなら240Hzで十分。予算の一部をGPUに回したほうがfpsが伸びて撃ち合いに強くなる、という考え方もあります。弱点の点検は27GX704Aレビューでやっているので、こちらもどうぞ。
- 同じ26.5型OLED・WQHDの兄弟機
- VGP2026金賞・Amazon評価4.6と安定
- 240Hzで不足を感じてから480Hzでも遅くない
おすすめな人・おすすめしない人
- おすすめな人:競技FPS本気勢/fps400超を出せるPC持ち/映り込みが嫌いな人
- おすすめしない人:PS5メイン(120Hz止まり)/VRR前提で重量級を遊ぶ人/予算5万円台の人
おすすめしない人の受け皿も。480Hzと240Hzの境目で迷っている人は480Hzは乗り換える価値があるかの記事で、ASUSの対抗機PG27AQDPとの比較まで見られます。
よくある質問とつまずきポイント
LG UltraGearの26.5インチ・WQHD・最大480HzのOLEDゲーミングモニターです。応答速度0.03ms、映り込みを抑える低グレア処理つきで、VGP 2025 Summer金賞を受賞しています。実売109,800円(2026年7月時点)、Amazon評価は4.3です。
Adaptive Sync(VRR)を有効にしたときのちらつき(フリッカー)です。フレームレートが大きく変動する場面で暗部の明滅を感じることがあり、RTINGSやPCWorldの実測レビューでも共通して指摘されています。VRRをオフにするか、フレームレートを高い値で安定させる運用なら気になりにくくなります。
使えます。ただしWQHDモニターなのでPS5では1440p・最大120Hz動作になり、480Hzが活きるのはPC接続時です。PS5メインなら480Hzに費用をかける理由は薄く、240Hzの27GX704A(約半額)で十分です。
VRRをオンにすると暗い場面がちらつく
- 症状:暗部で明滅・ちらつきを感じる
- 原因:OLED×VRRのフレーム変動(性質)
- 解決策:VRRオフ、またはfps上限を設定して安定させる
480Hzに設定できない
- 症状:240Hzや144Hz止まりになる
- 原因:接続端子・ケーブル・OS設定
- 解決策:DisplayPortで接続し直し、リフレッシュレート設定の直し方の手順で確認
焼き付きが怖くて踏み切れない
- 症状:買った後の焼き付きが不安
- 原因:OLED共通のリスク(790A特有ではない)
- 解決策:リスクを下げる7つの習慣で対策。ケア機能も本体に内蔵
まとめ
27GX790Aの弱点はVRRフリッカーの1点。競技FPS本気勢なら回避しやすく、投資に見合う1台です。逆にそれ以外の人には、240Hzの27GX704Aという素直な答えがあります。
- □ 弱点はVRR使用時のフリッカーだけ(性質・故障ではない)
- □ 回避策はVRRオフ or fps上限で安定
- □ 480Hz+0.03ms=現行トップクラスの残像レス
- □ 低グレア処理で映り込みに強い・VGP金賞
- □ PS5は1440p/120Hz止まり=480HzはPC専用の武器
- □ 競技FPS本気勢以外は240Hzの27GX704Aで十分
出典・データ: 仕様(26.5型/WQHD/OLED/480Hz/0.03ms/低グレア処理/VGP 2025 Summer金賞)はLG公式およびAmazon.co.jp製品ページ、フリッカー指摘はRTINGS・Tom’s Hardware・PCWorldの実測レビューを参照。
実売価格(27GX790A ¥109,800/27GX704A ¥67,300)とAmazon評価(4.3/4.6)はAmazon.co.jp(2026年7月時点)。価格は変動します。
※当サイトの個人的見解です。実機は非所有のため、仕様と複数レビュー・実測メディアの総合に基づきます。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年7月)
より大きな画面で4K画質も両立させたいなら、4K240とFHD480を1台でこなす32型のLG 32GS95UE-Bという選択肢もあります。

