MSIの量子ドットWQHD「MAG 274QRF QD」を調べると、旧型と「E2」が並んで出てきて、どっちを買えばいいのか分からなくなりますよね。

先に結論。違いは180Hz化・USB-C 65W給電・KVMスイッチ・HDR400認証の4つだけ。ゲーム画面の中身はほぼ同格です。

価格は旧型31,190円、E2が40,800円で差額は約1.4万円。旧型は販売終了の在庫限りです。

この記事では4つの違いが差額に見合う人・見合わない人を仕分けて、30秒診断で答えを出せるようにしました。

旧型とE2の違いは4つ。画面より机まわりに差が出る

結論、ゲーム性能の差は小さく、変わったのはデスク環境まわりの装備です。1つずつ見れば迷いは消えます。

初心者
初心者
名前がほぼ同じで混乱します。パネルが良くなったんですか?
モニ研
モニ研
パネルは同格。変わったのは給電・KVM・HDR認証・15Hzです。

165Hzから180Hzへ。正直、体感差は小さい

15Hzの上積みです。144Hzからの乗り換えで分かるほどの差ではなく、ここはおまけと考えるのが実態に近いところ。Hz差の体感の話で書いた通り、効くのはfpsを出せるPCが前提です。

USB-Cが65W給電に対応。ノートPC持ちに効く

E2はUSB-Cで映像入力とノートPCへの65W給電がケーブル1本になりました。旧型のUSB-Cは映像用で、給電はできません。仕事ノート+ゲームPCの2台体制なら、この1本化は毎日効きます。

KVMスイッチが付いた。2台を1組のキーマウで使える

E2はKVM内蔵で、デスクトップとノートを1組のキーボード・マウスで切り替えられます。外付けのKVMスイッチを別途買うと数千円〜1万円なので、2台持ちならここで差額の元が取れる計算です。

HDR認証がHDR400に。最大輝度は300から400へ

E2は最大輝度400cd/m²でHDR400認証を取りました。とはいえHDR400は入門クラス。HDR400の実力で書いた通り、ここは決め手というより加点程度です。

旧型の実機の雰囲気は、レビュー動画が分かりやすいです。

スペック比較と、新型のほうが評価が低い件

意外な事実から。Amazon評価は旧型4.4、E2は3.9と、新型のほうが低いのです。

初心者
初心者
え、新型のほうが評価低いんですか?大丈夫なんですか?
モニ研
モニ研
中身の欠陥ではなく評価が割れている状態。表で冷静に見ましょう。

旧型は発売から時間が経ち、レビューが積み上がって評価が安定しています。E2は件数がまだ少なく、個体差の報告が数字を下げやすい時期です。

パネル自体は同系の量子ドットRapid IPSで、実測レビューでも色域の広さは折り紙つき。ちもろぐの実測でDCI-P3 98%クラスが出ています。

項目旧型 QRF-QDE2(現行)
リフレッシュ165Hz180Hz
USB-C映像のみ映像+65W給電
KVMスイッチなしあり
HDR/AdobeRGBHDR Ready/99%HDR400/94%
Amazon評価4.43.9
実売価格¥31,190(在庫限り)¥40,800

見落としがちなのが色域の逆転です。印刷寄りのAdobeRGBカバー率は旧型99%、E2は94%。写真・イラストを刷る人は、実は旧型に分があります(ゲーム・動画で使うDCI-P3はほぼ同じ)。

MSI Optix MAG274QRF-QD 27インチWQHD量子ドットゲーミングモニターの本体正面
在庫限りとなった旧型MAG274QRF-QD(画像出典: Amazon.co.jp)

30秒診断|旧型とE2、どっちを買う?

⚖️
旧型とE2、どっち?診断
2問で答えを出します
⚡ 30秒
STEP 1 / 2かんたん2問
1
2

Q1. このモニターの使い方は?

👇 選ぶと次の質問へ

新旧どっちの結論

結論は「ゲーム専用=旧型・兼用=E2」。半額の別解も置いておきます。

ゲーム専用なら旧型 MAG274QRF-QD ¥31,190(在庫限り)

おすすめな人は、ゲーム専用で使う人と写真・イラスト用途(AdobeRGB99%)の人。KVMもUSB-C給電も使わないなら、1.4万円の差額は画面に出ません。販売終了品なので、購入時はAmazon販売・発送の正規在庫かだけ確認を。正規品と並行輸入の見分け方はこちらです。

  • 量子ドットの発色そのままに1.4万円安い
  • AdobeRGB99%=印刷系の色は旧型が上
  • 在庫限り=正規在庫の確認だけ忘れずに

ノートPCと兼用なら E2 ¥40,800

おすすめな人は、仕事ノート+ゲームPCの2台体制の人。USB-C 65W給電とKVMで、デスクの配線と切り替えのストレスが消えます。おすすめしないのは、ゲーム専用の人。180Hzと HDR400だけでは差額の説得力が足りません。

  • USB-C 65W給電=ノートPCがケーブル1本
  • KVM内蔵=外付けを買えば数千円する装備
  • ゲーム専用なら過剰装備になりがち

5万は高いと感じたら EX-GDQ271UA ¥29,980

量子ドットの発色に強いこだわりがなければ、半額以下でWQHD 275Hzという別解があります。速さ最優先ならむしろこちらが上。EX-GDQ271UAのレビューで削られたものを確認してからどうぞ。

  • ¥29,980でWQHD 275Hz(DP接続時)
  • 発色の豪華さより速さ・コスパ重視の人向け
  • スピーカーなし・チルトのみの割り切り

よくある質問とつまずきポイント

旧型とE2の違いは何ですか?

主な違いは4つ。①165Hz→180Hz ②USB Type-Cが65W給電対応 ③KVMスイッチ搭載 ④HDR Ready→DisplayHDR 400認証。パネルは両方とも27型WQHDの量子ドットRapid IPSで、ゲーム画面の見え方はほぼ同格です。

在庫限りの旧型はまだ買いですか?

ゲーム専用ならまだ買いです。約1.4万円差(2026年7月時点)に対し、KVMやUSB-C給電を使わない人には差額分の価値が出にくいためです。AdobeRGBカバー率は旧型99%・E2 94%と旧型が上。販売終了品なので、Amazon販売・発送の正規在庫か確認してから買うのが安全です。

E2が向いているのはどんな人ですか?

ノートPCと兼用する人・PC2台持ちの人です。USB-C 65W給電で映像と充電がケーブル1本になり、KVMで2台を1組のキーボード・マウスで切り替えられます。ゲーム+在宅ワークのデスクを1台で整えたい人にはE2の装備が活きます。

旧型の在庫が消えた・値上がりした

  • 症状:カートが消える・急に高くなる
  • 原因:販売終了品の在庫変動
  • 解決策:相場を超えたらE2か半額の別解へ切り替え

180Hzに設定できない

USB-Cで繋いだのにノートPCが充電されない(旧型)

  • 症状:映像は映るが充電マークが付かない
  • 原因:旧型のUSB-Cは映像専用(給電非対応)
  • 解決策:給電が要るならE2一択。仕様なので設定では直りません

まとめ

ゲーム専用なら安い旧型、ノートPCと兼用ならE2。パネルが同格だからこそ、決め手は画面の外=デスク環境にあります。診断の答えのまま進んで大丈夫です。

  • □ 違いは4つ=180Hz・USB-C 65W・KVM・HDR400
  • □ ゲーム画面の中身はほぼ同格
  • □ ゲーム専用・印刷系の色重視 → 旧型(¥31,190)
  • □ ノート兼用・2台持ち → E2(¥40,800)
  • □ 旧型は在庫限り=正規在庫を確認して買う
  • □ 5万が高いと感じたら¥29,980の275Hzという別解

出典・データ: 仕様はMSI公式製品ページ(MAG 274QRF QD E2=180Hz/USB-C 65W/KVM/DisplayHDR 400、旧MAG274QRF-QD=165Hz/AdobeRGB99%/DCI-P3 97%)およびAmazon.co.jp製品ページを参照。色域実測はちもろぐのE2実機レビューを参考。

実売価格(旧¥31,190/E2 ¥40,800/EX-GDQ271UA ¥29,980)とAmazon評価(4.4/3.9/4.6)はAmazon.co.jp(2026年7月時点)。価格は変動します。

※当サイトの個人的見解です。実機は非所有のため、仕様と複数レビュー・実機動画の総合に基づきます。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年7月)

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