「PS5を34インチのウルトラワイドに繋いだら映画みたいになるのでは」——そう思って買うと、まず後悔します。結論から言うと、PS5は21:9のウルトラワイド解像度に対応していません。繋ぐと映像は16:9のまま、画面の両端は黒帯。34インチを買ったのに実質27インチ分しか使えない状態になります。PS5メインなら16:9の4Kモニターが正解で、ウルトラワイドが活きるのはPCゲームがメインの人だけ。この記事では「なぜダメか」と「では何を買うべきか」を整理します。

PS5にウルトラワイドモニターをすすめない理由——21:9非対応の現実

初心者
初心者
PS5をウルトラワイドモニターに繋ぐと、画面いっぱいに表示されないんですか?
モニ研
モニ研
されない。PS5の映像出力は16:9固定で、21:9のウルトラワイド解像度(3440×1440)には本体が対応していない。繋ぐと中央に16:9の映像、左右は黒帯になる。これはモニター側でもゲーム側でも回避できない、PS5本体の仕様。

整理すると、PS5×ウルトラワイドで起きることは3つです。①左右に黒帯が出て34インチの意味がなくなる、②モニターによっては1080p扱いになり画質も落ちる、③せっかくの湾曲も視界の端が暗いだけ。一方でPCゲームは様子が違っていて、3440×1440にネイティブ対応するタイトルが多く、「PCメインの人にとってはウルトラワイドは買い」です。つまりこの問題は「UWが悪い」のではなく「PS5と相性が悪い」だけ。PS5にWQHDモニターはやめとけと同じ構図の、PS5側の出力仕様の話です。

ウルトラワイドが向かない人——PS5メインならやめておく

  • ゲーム時間の半分以上がPS5。黒帯で常時「画面の3割」が死ぬのは想像以上にストレス
  • FF7やモンハンなど大作をPS5版で遊ぶ派。UWで遊びたいならPC版を買う方が早い
  • 4K画質を期待している人。PS5の本領は16:9の4K 120Hzでこそ出る

ウルトラワイドが向く人——PCメインなら世界が変わる

  • PCゲームがメインで、レース・フライト・MMO・シミュレーションを遊ぶ人。視界の広がりは16:9に戻れないレベル
  • 作業・動画編集兼用の人。タイムラインや資料の横並びはUWQHDの圧勝
  • PS5はサブで「黒帯は割り切る」と決められる人。割り切れるなら候補に入ります

ウルトラワイド2機種+16:9代替——3機種スペック比較

初心者
初心者
じゃあPS5用には何を買えばいいんですか?
モニ研
モニ研
PS5メインならHDMI 2.1搭載の16:9 4Kモニター。今回の比較ならGIGABYTE M28Uがそれ。UWの2機種はPCメインの人向けで、PS5は「黒帯前提のサブ運用」と考えるのが現実的。
機種 PS5表示 解像度/Hz パネル レビュー 価格
GIGABYTE M28U4K 120Hz フル対応4K / 144HzIPS69件 ★4.5¥41,980
LG 34WP60C-B16:9表示+黒帯UWQHD / 160HzVA曲面778件 ★4.4¥43,800
Xiaomi G34WQi16:9表示+黒帯UWQHD / 180HzVA曲面6件 ★3.5¥41,580

比較の軸は「PS5でどう映るか」「解像度とHz」「パネル」「レビュー実績」「価格」の5つ。注目してほしいのは1列目で、PS5を活かせるのはM28Uだけです。UW2機種はPCゲームでは最高の選択肢になり得ますが、PS5接続時は黒帯運用になります。HDMI 2.1と4K 120Hzの関係も合わせて読むと選びやすくなります。

PS5派・PC派それぞれの正解——おすすめ3機種

🖥
ウルトラワイド適性診断
2つの質問でUWか16:9どちらを買うべきかわかる
1
2
メイン機重視ポイント

Q1. メインで遊ぶのは?

GIGABYTE M28U(¥41,980)——PS5メインの正解、HDMI 2.1で4K 120Hzをフルに受ける

  • HDMI 2.1×2搭載で、PS5の4K 120Hz出力を黒帯なし・フル画面で受けられる。「PS5の性能を全部使う」ならこの形が正解
  • Amazonレビュー69件★4.5。4K 144HzのIPSが4万円前半は、UWを諦めた予算でそのまま収まる価格感
  • KVM機能搭載でPC・PS5の切り替えも楽。PS5 ProのHDMI 2.1事情を踏まえても長く使える構成

LG UltraGear 34WP60C-B(¥43,800)——UW入門の定番、レビュー778件の実績

  • Amazonレビュー778件★4.4と、UWQHD帯で圧倒的な販売実績。「初めてのウルトラワイド」でハズレを引きたくない人の定番
  • UWQHD(3440×1440)160Hz・1800R曲面で、PCゲームのレース・MMO・作業兼用に充分な性能が3万円台
  • PS5を繋ぐ場合は16:9表示+黒帯になる点だけ了承を。湾曲モニターの向き不向きも購入前に確認したい
初心者
初心者
黒帯って、そんなに気になるものですか?
モニ研
モニ研
ネット上のレビューを総合すると「最初は気にならないが、毎日見ているうちに『左右がもったいない』が積もる」という声が多い。価格.comや知恵袋でも「PS5用にUWを買って手放した」報告は定期的に見かける。買う前に知っていれば防げる後悔の典型。

Xiaomi G34WQi(¥41,580)——UWQHD 180Hz、PCゲーム特化の高コスパ

  • UWQHD 180Hz・1500Rの強めの湾曲が4万円前半。UW高リフレッシュ帯ではLGの上位機より明確に安い
  • PCのレース・FPS・MMOで「視界ごと包まれる」体験を最優先する人向け。sRGB100%で発色も価格以上
  • 国内Amazonでのレビューはまだ6件と少なめ。実績重視なら34WP60C-B、スペック重視ならこちらという住み分け

よくあるトラブルと対策

PS5でウルトラワイドの黒帯を消す方法はありますか?

ない。PS5の出力が16:9固定のため、モニター側の「フル」表示で無理やり引き伸ばすと映像が横に太って崩れる。アスペクト比を保つ限り黒帯は必ず出る。これは設定ではなく仕様の問題。

今後のアップデートでPS5が21:9に対応する可能性は?

SIEから対応予定の発表はこれまで一度もない。PS5発売から5年以上、1440p出力追加などはあったが21:9対応は見送られ続けている。「いつか対応するかも」を前提に買うのはおすすめしにくい。

Xbox Series XやSwitch 2ならウルトラワイドに対応していますか?

コンソール機はいずれも21:9非対応で、事情はPS5と同じ。UWの広視界を使えるのは現状PCだけ。コンソール併用前提なら16:9の4Kモニターに寄せる方が全機種で幸せになれる。

トラブル1:PS5を繋いだら左右に黒帯が出る

  • 症状:3440×1440モニターなのにPS5の映像が中央だけに表示される
  • 原因:PS5の映像出力が16:9固定のため(本体仕様)
  • 解決策:解決方法はない。PS5メインなら16:9の4Kモニター(M28U等)への買い替えが本筋。UWはPCゲーム用と割り切る

トラブル2:映像が横に引き伸ばされて太って見える

  • 症状:黒帯は消えたがキャラクターが横に太い
  • 原因:モニター側のアスペクト設定が「フル(全画面引き伸ばし)」になっている
  • 解決策:OSDメニューで「アスペクト比維持(16:9固定)」に変更。違和感のない映像と黒帯はトレードオフと理解する

トラブル3:PS5で120Hzが選べない

  • 症状:120Hz対応モニターなのにPS5側で120Hz出力が出てこない
  • 原因:モニターのHDMI入力世代・対応解像度と、ゲーム側の120fps対応の両方が必要
  • 解決策:PS5設定→スクリーンとビデオ→映像出力で「パフォーマンス優先」を選択。PS5と解像度の落とし穴で詳しい組み合わせを解説している

まとめ——UWは「PCゲーマーのご褒美」、PS5メインは16:9一択

「PS5メインならウルトラワイドはやめて4K 16:9(M28U)。PCメインならUWは最高の買い物(実績の34WP60C-B、速さのG34WQi)。」
  • □ PS5がゲーム時間の半分以上 → UWはやめる。GIGABYTE M28U(¥41,980・4K 120Hz対応)
  • □ PCメインで映画・作業も楽しみたい → LG 34WP60C-B(¥43,800・778件★4.4)
  • □ PCメインで180Hzの速さ重視 → Xiaomi G34WQi(¥41,580)
  • □ PS5×UWの黒帯は消せない(本体仕様)と理解した
  • □ 「いつか21:9対応するかも」は当てにしない
  • □ コンソール併用なら16:9の4Kに寄せる
  • □ 引き伸ばし表示は映像が崩れるので非推奨

出典・データ: PS5本体の映像出力仕様(SIE公式サポート・16:9系解像度のみ対応)、Amazon.co.jp 各商品レビュー(34WP60C-B 778件★4.4 / M28U 69件★4.5 / G34WQi 6件★3.5、2026年6月時点)、各メーカー公式スペック(GIGABYTE・LG・Xiaomi)。価格は2026年6月時点のAmazon実売価格です。

※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。(最終更新: 2026年6月)

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