VALORANT向けモニターとは?プロがZOWIEばかり使う理由と選び方
VALORANTの大会配信を見ていると、プロのモニターはZOWIEばかりです。プロ使用機材のまとめサイトを確認しても、XL2546系の採用率は長年トップクラス。ここまで偏ると逆に不安になりますよね。
「同じものを買えば強くなれるのか」「そもそも240Hzで足りるのか」。この記事はその2つの疑問に答えるために、レビューとプロの機材データを突き合わせて整理しました。
結論を先に言うと、多くの人は240Hzで十分です。そのうえでZOWIEに出す価値がある人の条件を、診断つきで説明します。
プロがZOWIEばかり使う理由
結論:残像低減のDyAcと、大会で統一された24インチ級TNという環境要因の2つです。
ZOWIEのXL2546系には、フレームの間に黒画面を挟んで残像を消すDyAcという機能があります。敵の輪郭が流れずに止まって見えるため、腰だめの撃ち合いで視認が安定します。
もう1つは環境の統一です。VALORANTの公式大会はZOWIE製モニターが機材協賛につくことが多く、プロは練習環境を大会と揃えるために同じ機種を使います。つまり採用率の高さは、性能と興行の両方の結果です。
誤解しないでほしいのは、ZOWIEを買えばランクが上がるわけではないことです。ただ、240Hz未満から240Hz級に替えたときの視認の変化は、レビューでも「敵を追えるようになった」という報告が最も多い部分です。
240Hzで十分な人と、その先に出す価値がある人
結論:ランク中位までは240Hzで十分、大会志向だけが400Hz以上の土俵です。
まずPCが240fpsを出せるかを確認する
VALORANTは軽いゲームで、ミドル級のGPUでも240fpsを狙えます。逆にPCが144fpsしか出せないなら、モニターだけ240Hzにしても宝の持ち腐れです。
リフレッシュレートの体感差は144Hzと240Hzの比較記事で分解しています。

240Hzから上は「僅かな差」を買う世界
240Hzから400Hz、540Hzへの伸びは、144Hzから240Hzへの変化ほど劇的ではありません。応答速度も含めた実測の話は0.5msと1msの体感差の記事が詳しいです。
それでも上位帯の撃ち合いでは、その僅かが勝敗を分けることがあります。500Hz級が必要な人の記事で書いたとおり、恩恵を受けられるのはランク上位の一部です。
DyAcの残像低減は「欲しくなってから」でいい
DyAc2はZOWIEを選ぶ最大の理由ですが、まず240Hzを体験してから欲しくなる機能でもあります。急がず段階を踏むのが失敗しないルートです。
| 機種 | Hz | サイズ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| IODATA EX-GD251UH | 240Hz | 24.5型 | 2万円弱で240Hz入門 |
| ZOWIE XL2546X+ | 280Hz | 24.1型 | プロ環境に寄せる本命(DyAc2) |
| ZOWIE XL2566X+ | 400Hz | 24.1型 | 大会・上位帯の僅かな差を取る |
あなたの本気度に合う1台を診断
本気度と予算の2問で、3台のどれが合うかを出します。
Q1. いまの本気度に近いのは?
👇 選ぶと次の質問へ
VALORANTにおすすめのモニター3台
結論から:本命はプロ定番の系譜XL2546X+、入門と大会級が前後を固めます。
EX-GD251UHは2万円弱で240Hzに入れる実力派
国産IODATAの速さ特化ラインで、240Hzと低遅延モードを2万円弱で取れます。VALORANTが軽いゲームだからこそ、この価格帯でも240fpsの恩恵をフルに受けられます。
詳しくはGCFXシリーズのレビュー記事で兄弟機と一緒に検証しています。
XL2546X+はプロ定番の現行機でDyAc2持ち
プロ採用率トップクラスのXL2546系、その現行モデルです。280HzとDyAc2の組み合わせで、撃ち合いの残像が目に見えて減ります。
「9.5万円の価値があるか」はXL2546X+の単品レビューで正直に検証しました。
XL2566X+は400Hzの大会級を狙う人の選択
240Hzとの差は僅かです。その僅かを取りに行く上位帯・大会志向の人だけが対象で、ハイエンドGPUとの組み合わせが前提になります。
12万円出す価値の判断はXL2566X+のレビューで、540HzのXL2586Xの買い時記事と合わせてどうぞ。

■ こんな人にはおすすめしません。VALORANT以外にRPGや映像作品も楽しみたい人には、TNパネルの色味は物足りません。
その場合はOLEDとFast IPSの比較記事のように、発色の良いIPS系から選ぶ方が満足度は上がります。
VALORANTでよくあるモニターの困りごと3つ
240Hzモニターにしたのにヌルヌルしない
症状:買い替えたのに変化を感じない。
原因の多くは、Windowsやゲーム側の表示設定が60Hzのままになっていることです。
Windowsのディスプレイ設定でリフレッシュレートを240Hzに変更し、ゲーム内の最大fps制限も外してください。
DyAcをオンにすると画面が少し暗くなる
症状:残像は減ったが全体が暗く感じる。
黒画面を挟む方式の宿命で、輝度が下がるのは正常な動作です。
輝度を1〜2段上げるか、明るさ優先の場面ではDyAcをオフにする使い分けで解決します。
TNパネルの色が薄く感じる
症状:今までのモニターより色があっさりして見える。
競技向けTNは速さ優先の設計で、発色は控えめです。
ゲーム内のビビッド設定や彩度調整で好みに寄せられます。色を最優先するならIPS系に戻る判断もありです。
まとめ
- □ プロのZOWIE偏重は「DyAc+大会環境の統一」が理由と理解した
- □ PCが240fpsを出せるかを先に確認した
- □ ランク中位までは240Hzで十分、上を狙う人だけ400Hz以上へ
- □ 色味より速さのTNという割り切りを納得した
- □ 答えが出た人は本命のZOWIE XL2546X+をAmazonで見る(本文の解説に戻る)
残像低減DyAcの実用性と、大会機材がZOWIEで統一されることが多いためです。練習環境を大会に揃える文化が採用率を押し上げています。
多くの人は十分です。360Hz以上との差は僅かで、体感できるのは上位ランク帯の一部です。
競技勢は24.1〜24.5インチが主流です。視線移動が少なく、大会環境もこのサイズです。
戦えます。VALORANTは軽いので2万円前後の240Hz機でも恩恵は十分です。
出典・データ: 各機種の仕様(XL2546X+=24.1型/280Hz/DyAc2、XL2566X+=24.1型/400Hz/DyAc2、EX-GD251UH=24.5型/240Hz/1ms)はBenQ ZOWIE公式・IODATA公式およびAmazon商品ページを参照。
プロ使用機材の傾向はProSettings等の機材データベースと大会配信の確認に基づく。価格は2026年7月時点のAmazon実売価格。レビュー傾向はAmazon購入者レビューの集計です。
※当サイトの個人的見解です。商品の評価は使用環境・個体差により異なります。
次に読む記事
- 500Hzゲーミングモニター おすすめ4選 本当に必要?240Hzとの違い
- ZOWIE XL2546X+は9.5万円の価値がある?280Hz+DyAc2を検証
- 144Hzと240Hzの体感差はどれくらい?FPSで240Hzが活きる条件

